社食サービスの導入は企業に様々なメリットをもたらしますが、まず挙げられるメリットは従業員の健康を管理できることです。仕事に追われているとついつい昼食を抜いたり、手軽に食べられるインスタント食品やファストフード、コンビニ弁当などを選択したりするなど、食生活が乱れがちになります。その結果、将来的に体調を崩したり生活習慣病などの病気につながったりする恐れがあります。しかし、近年の社食サービスは管理栄養士が監修したメニューなど、健康を意識した食事が提供されるため、従業員の健康管理に役立てることが可能です。
従業員の満足度が高まるのもメリットのひとつです。企業が従業員に提供する福利厚生には様々な種類がありますが、その中でも人気が高いのが食事に関する福利厚生です。従業員にとっての社食サービスは、外食するよりも食費が抑えられるとともに、すぐに食事ができる、栄養バランスが整った食事ができるといった魅力があります。そのため、社食サービスを導入すれば従業員の満足度向上につながるでしょう。
また、人気の福利厚生として採用時のアピールに活用することもできます。さらに、従業員同士のコミュニケーションが活性化されるというメリットもあります。食事中は仕事中にはできない話ができるとともに、異なる部署やプロジェクトの従業員同士が交流する機会にもなるため、社食サービスを導入することで従業員同士のコミュニケーションを促すことが可能です。