昼食を食べる際、会社勤めの方であれば外食をするほかに企業内にある社員食堂を利用される方も多いことでしょう。日本では50名以上の社員がいる事業所では、福利厚生として必ず社食サービスを提供することが労働基準法で義務付けられています。この場合、利用する側は全額自己負担となるわけではなく、30パーセント分の料金を支払うのみです。お手頃価格で食事をとれることから、多くの方が利用をされる施設でもあります。
社食サービスの魅力となっているのはお値段の安さはもちろんのこと、ある付加価値も備えているからです。その付加価値について、ここで簡単のご紹介をしましょう。近年では40代以上の方で生活習慣病を発症されるケースが多くなりました。原因は不規則な生活と偏った食事であり、脂質・塩分・コレステロールを多く摂取されるのが理由です。
社食サービスは福利厚生の一環であるため、社員の健康増進にも活用をされています。必ず管理栄養士が考案した料理のみを提供しており、塩分やタンパク質・糖質などを細かく計算しているのがポイントです。そして不足しがちな野菜や魚を使った料理が多く、それらの摂取を促しているわけです。利用することで日常生活ではバランスを整えられない食事を、健康的な方向へと促すことができます。
昨今では趣向を凝らしたメニューが多くなり、大手健康器具メーカーの社食サービスが話題となって一般向けのレストランを開業されたほどです。