社食というものをご存知ですか。在籍している会社内に併設をされている食堂で提供される食事のことで、一種の福利厚生サービスです。日本では1979年に改正された労働基準法で、50名以上の従業員がいる事業所では必ず社食を提供することを義務付けられました。食事代の70パーセント分の費用を事業者が負担をすることになるため、非常にお安い価格で味わえるのがポイントです。

会社員の方であれば、一度は社食サービスを利用されたことがあるでしょう。基本的には定食スタイルで料理が用意され、働くのに必要な活力を手に入れることが可能です。そのなかで、2010年頃にメディアで大きく取り上げられた社食サービスがあります。ここでは簡単に、その話題となったものをご紹介しましょう。

大手健康器具メーカーの社食がそれにあたり、管理栄養士がメニューを監修している点が話題となりました。日本では2000年頃から健康志向の考えを持つ方が多くなり、日頃の食事をヘルシーなものにしたいと思われる方が増加しました。大手健康器具メーカーで提供されている食事は雑穀米、玄米などを主食としたもので、総カロリーは400kcal・塩分が0.1mg以下のものです。最初は女性から支持をされ、次第に生活習慣病で悩まされていた男性にも人気となります。

当初は社員しか利用ができなかった食堂ですが、2012年からは一般にも開放をして自由に食事ができるカフェになりました。

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