社食サービスとして普及しているのは、主に弁当型、提供型、設置型の3種類です。これらは必要となる設置場所やコスト、提供形式などに差があるため、内容をよく理解してから選択することが重要になるでしょう。自社にとってどんな社食サービスが必要か、どのような効果を望むのかによっても求められるものは異なります。もっとも重要となるのは、社食サービスを利用することになる社員の要望でしょう。
たとえばお弁当を毎日持参している社員が多い場合には、社食サービスの必要性は薄れる可能性があります。一方でお弁当持参であっても実際は毎日用意することに困難を感じていたり、社内で昼食を提供してもらえるならそちらに乗り換えたいと考えている可能性も十分に考えられるでしょう。また、近隣に飲食店がなくて外食は難しいという例や、休憩時間の都合で早めに食事を済ませたいという例もありえます。それぞれのニーズによって社食サービスのニーズは異なり、最適なものを選ぶことでより活用してもらえるようになるはずです。
社内に食堂や提供コーナーを設置する場所がないという場合には、弁当型を選択するのもおすすめです。すでにお弁当を持参している人も気軽に利用しやすく、多くの人にマッチする形式となっています。温かいものを食べてもらいたいなら空きスペースで提供する提供型も良いでしょう。もっと気軽に利用してほしいなら、社内に専用の冷蔵庫などを置く設置型も使い勝手が良好です。