福利厚生サービスは企業の成長のために欠かせない一方で、自社内ですべてを賄うのは難しい一面があります。時代に変化に合わせて従業員のニーズも常に変わり続けます。在籍している年齢層や性別によってもニーズはまったく異なるのが一般的でしょう。あらゆるニーズに応えるために自社内のリソースを割いたとしても、すべて満たすのは難しいはずです。
そこで頼りになるのが福利厚生サービスのアウトソーシングです。すべてを自社で行うのではなく、外部企業が提供している福利厚生サービスを利用することで、幅広い要望に応えることができるでしょう。提供されている福利厚生サービスはさまざまなカテゴリーで構成されているのが通例で、社員は自分に必要なものを随時選ぶことができます。トレンドに合わせて日々変化する必要なものの中から自分で選び、自分の生活に役立てる満足感が得られるのも魅力です。
アウトソーシングで利用する場合、福利厚生サービスはパッケージタイプとカフェテリアタイプに分かれます。パッケージタイプの場合、企業が従業員1人あたりの料金をアウトソーシング側に支払うことで、従業員はパッケージに含まれるすべてのカテゴリーを利用することができます。カフェテリアタイプの場合、まず企業は従業員に一定のポイントを与えます。従業員はそのポイントを使い、企業に合わせてカスタマイズ済みのメニューから選択が可能です。
どちらを選ぶかは従業員の人数や予算、ニーズによって決めると良いでしょう。